原点はおもちゃ専門店 STORY-01
1988年、名古屋市名東区藤が丘に誕生したおもちゃ専門店。元中学校教員だった山田良子が「子どもたちに夢を届けたい」との思いから開いたその店こそが、「ブレーメン」の原点です。ブロックや積み木などの知育玩具からボードゲーム、ままごと、プラモデル、キャラクター雑貨まで充実の品揃えと、工夫を凝らした店づくりが評判となり、「ブレーメン」はたくさんの親子が足を運んでくださる店に成長しました。
読み聞かせとの出会い STORY-02
転機が訪れたのは、絵本の取り扱いと読み聞かせの時間をスタートさせた2012年のこと。お客様と日々ふれあう中で、幼い子どもとお母さんが身近な「居場所」をさがしていることに気付き、その支援に少しでも役立ちたいと考えたのです。そしてオーナーの山田自身も、読み聞かせの楽しさや教育的意義を再認識し、読み聞かせ教室(ブレーメン)の原型となる「童話の会」や大人の読書会などの活動を広げていきました。
ドイツ式に魅せられて STORY-03
オーナーの山田が2016年に、読書先進都市のドイツ・ブレーメン市でご縁を得たことが、ブレーメンのさらなる進化のきっかけとなりました。子どもたちに絵本や物語をただ読んで聞かせるだけでなく、そこに心で感じたままの自由なコミュニケーション活動を加えることで表現力を養い、自律心を育んでいく・・・そんなドイツ式のインタラクティブな読み聞かせ手法に共感し、2017年にブレーメンの業態を転換。「よみきかせ学校」を開校しました。
読み聞かせ専門教室へ STORY-04
よみきかせ学校は絵本のテーマパーク的な存在として親しまれましたが、読み聞かせのすばらしさをもっと広く、深く伝えていきたいと感じた私たち。さらに、保育園などにおける読み聞かせの質向上を目指す現場ニーズも受け、2020年に名古屋市千種区星ヶ丘エリアに移転し、「読み聞かせ教室(ブレーメン)」として再始動しました。現在はインストラクターも目指せる大人向け講習から気軽な子ども読み聞かせ教室まで、幅広いレッスンメニューを展開しています。