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初めての方限定体験&説明会

夏越の祓(なごしのはらえ)

夏越の祓は、一年の折返しにあたる6月30日に各地の神社で行われる季節の行事です。千年以上の歴史を持つ伝統行事で1月〜6月までの半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願します。夏越の祓で行われる行事に「茅の輪くぐり」があります。輪は茅(ちがや)という草で作られており、これをくぐって身を清めます。「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延(の)ぶというなり」と唱えながら、8の字を描くように3回続けてくぐるそうです。日本には、古くから伝えられる年中行事が四季によってたくさんありますね。五穀豊穣やこどもの成長を願うものが多く、その行事に触れることで、家族の絆の大切さや、日本の文化を理解できます。これからもこどもたちへ継承していきたいものですね。(スタッフK)

今日のおすすめの一冊は、おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズの4作目。

大雨の日、ひとりであじさいを見に出かけていったヤマネくんを心配したクマさんは、雷が怖いのに捜しにいきます。
あめのもりのおくりもの   作・絵:ふくざわ ゆみこ   出版社:福音館書店


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