恵方巻
節分に恵方巻を食べる・・・いまや国民的恒例行事となっていますが、お子さまに「どうして節分に巻きずしを食べるの?」と聞かれたらなんて答えたら良いでしょうね。そんなときに絵本からの情報も役立つかも!「おばあちゃんのえほうまき」。おばあちゃんから直接聞けるみたいでいいですよね。そもそも恵方巻の起源は諸説あるようです。大正初期ごろ大阪で節分の時期にお新香を巻いた海苔巻きを恵方に向かって食べ縁起を担いでいた・・とか1932年ごろ大阪で恵方を向いて無言で壱本の巻寿司を丸かぶりすれば其の年は幸運に恵まれることが流行したとか・・1977年ごろ大阪の海苔業界によるイベント「節分の丸かぶり」を取り入れた「巻き寿司早食い競争」が行われたとか・・・時代とともに習慣化されてきたのですね。季節の節目にその年の良い方角とされる恵方を向いて丸ごと食べることで「福や良いご縁を巻き込み」一年間幸せでいられることを願うことや七福神にちなんで7つの具について等々会話がはずむといいですね。
恵方巻により親しむための絵本「おばあちゃんのえほうまき」
作・絵: 野村 たかあき 出版社: 佼成出版社
お子さまと一緒に楽しみながら日本人の知恵や伝統を繋いでいきたいものです。