弥生
3月は別名「弥生」と呼ばれます。「弥」はいよいよ、という意味「生」は生まれる、という意味で、ここでは草木が芽吹くことを表しています。長い冬が終わり、ようやく春が来る、という意味が込められているのですね。昔も今も、春を待ちわびる気持ちは同じなのだなあとしみじみ感じます。またこのように、ひとつの言葉に人の気持ちや情景を感じることのできる日本語は本当に美しく、素晴らしいなあと思います。私自身、もっともっと日本語を学び、子どもたちに伝えていきたいと思います。(スタッフM)
おすすめの本
「ぽとんぽとんは なんのおと」神沢利子 作 平山英三 絵 福音館書店春を待つ熊の親子のやりとりと季節の移り変わりを、暖かい言葉と絵で描いた絵本です。