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初めての方限定体験&説明会

「涼風至(すずかぜいたる)」

 1年を72に分ける七十二候では、8月8日~8月12日頃を「涼風至(すずかぜいたる)」といいます。8月8日の立秋で夏の暑さがピークとなり、翌日から秋に向け季節が変わり始めるという意味で、立秋の翌日からは残暑と呼ばれます。夏の暑い風から、秋の涼しい風に変わり始め、夕方に聞こえる虫たちの声も秋の虫の声に変わっていきます。
とはいえ毎日危険なほどの暑さ。むしろ夏真っ盛りといったところです。これには理由があり、この暦は古代中国、特に黄河流域の寒い気候に合わせて作られており、現代の日本の季節とは少しずれがあるのです。
それでも立秋を過ぎれば、少しずつ秋に向かって空や風の様子、虫の音や草花に変化を感じるようになるこの頃。少しでも秋を感じることができればこの暑さも少しは和らぐかも・・。秋に移り変わる変化を感じながら、暑い夏を乗り切っていきましょう。(スタッフM)
おすすめの絵本
「くもとそらのえほん」五十嵐美和子 作・絵武田康男 監修
小さなお子さまから楽しめる、空と雲の魅力が詰まった絵本。読んだ後は空を見上げるのが楽しくなります。空の変化を親子でぜひお楽しみください。



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