「もみの木」
「もみの木」
もうすぐクリスマス。お家ではクリスマスツリーを飾ったり、サンタさんにプレゼントをお願いしている頃ではないでしょうか
。さて、クリスマスツリーといえばもみの木。もみの木はマツ科モミ属の常緑針葉樹で日本にも自生しています。名前の由来は風に揉み合う様子から「揉む」を語源としている説、もみの新芽の萌黄色が美しい様子から、など諸説あるそうです。
なぜもみの木をクリスマスツリーとして飾るようになったのでしょう?こちらも諸説ありますが、昔北欧に住んでいたゲルマン民族が冬至のお祭りの際もみの木に神様への贈り物を捧げていたのだそう。常緑樹であり冬でも葉を落とさないことから「永遠の命」の象徴であったもみの木。そのゲルマン民族の風習とキリスト教が一緒になって、クリスマスにもみの木を飾る習慣が広がっていったそうです。
世界には季節のイベントがたくさんありますが、その由来を調べてみるともっと楽しそうですね。いつか自生しているもみの木の、風に揉み合う様子を見てみたいです。(スタッフM
)クリスマスにおすすめの絵本
「ちいさなもみのき」 マーガレット・ワイズ・ブラウン作 バーバラ・クーニー絵 かみじょうゆみこ訳
心温まる、クリスマス絵本の名作です。