こどもの日は菖蒲湯に入ろう
端午の節句(こどもの日)に菖蒲湯に入る予定はありますか?わたしは、ほとんど入ったことがありません。「菖蒲湯」の由来は、もともと、菖蒲を使って邪気を祓っていた中国の風習が伝わったものです。邪気を祓うという縁起だけでなく効能もあるのでしょうか?菖蒲には強い香りがあり、その葉や根は古くから漢方薬としても使われているそう(効能:血行促進や解毒作用、保湿効果)。精油成分にリラックス効果もあり、アロマテラピーにも使用されているそうです。端午の節句が近づくと、花屋やスーパーなどで菖蒲の葉や根を束ねたものが売られます。菖蒲湯に使われるものは正確に言うと「葉菖蒲」で、「こどもの日」に五月人形と一緒に飾られる紫色の「花菖蒲」とは種類が違います。菖蒲湯は、葉菖蒲の葉や根をお風呂に入れるだけです。肌にも優しいそうなので、赤ちゃんの入浴にも適しているそうです。5月5日には家族みんなで菖蒲湯に入って、邪気を祓って・リラックスしてみてもいいですね。今年はわたしも入ってみたいと思います。(スタッフK)
今日のオススメの一冊は、菖蒲湯も登場するこちら。よく働いて、飯をくわない女房がほしい――そんな欲ばり男の所へ本当に飯をくわない嫁がきましたが……。
くわずにょうぼう 再話: 稲田 和子絵: 赤羽 末吉出版社: 福音館書店