夏至は、全国的に決まった食べ物が定着していませんが、夏至の日から数えて１１日目にあたる『半夏生（はんげしょう）』には各地域食べていた物があるようです。半夏生の頃には、田植えが終わるので、その年の豊作を願って神様にお供えしたり、田植えの労をねぎらう「おつかれさま」の意味でおいしいものを食べたりしていました。大阪ではタコ、福井では焼き鯖、そして、ここ愛知県の一部では、無花果（イチジク）田楽？？愛知のどこの地域で食べられているのかという情報を見つけられませんでした。今でもどこかで食べられているのでしょうか？ちなみに愛知県は、イチジクの生産量が全国１位！イチジクは不老長寿の食べ物と言われており、食物繊維やカルシウムなど栄養豊富！旬は6月～なので、田楽にしなくとも、愛知県産のイチジクを今の時期に食べてみるのもいいですね。（スタッフｋ）

今日のおすすめの一冊は、いちじくも登場するこちらの絵本。いちじく　にんじん　さんしょに　しいたけ……歌い継がれたわらべ唄の絵本です。

いちじく にんじん　案： 大阪YWCA千里こども図書室　絵： ごんもりなつこ　出版社： 福音館書店